貸切り露天風呂 庭湯
庭湯には千年の歴史を持つ名湯「綿の湯」の源泉を引いています。
みなとや旅館の大きな自慢といいますか、財産といいますか、それがこの貸切の露天風呂です。大昔の湯浴みの雰囲気を生かした露天風呂を再現したくて、まだ露天風呂が珍しい頃に、庭の片隅に作ったのがこの庭風呂です。
アメリカの雑誌『ライフ』に「最も日本的な風呂」として紹介されました。
庭湯には千年の歴史を持つ名湯「綿の湯」の源泉を引いています。この湯の命名は小林秀雄氏によるものです。源泉の温度は少し高いので、桶で湯を冷まし温度を下げています。混じりけの無い天然温泉です。
アメリカの雑誌『ライフ』に「最も日本的な風呂」として紹介され、ハリウッドで活躍する女優も泊まりに来てくださいました。
白い玉砂利 岡本太郎さんのヒント・・・
初入りの岡本太郎さんが入浴中に底のスノコが浮き上がり、太郎さんは溺れたような姿で大声をあげました。この欠陥を指摘して
「縄文時代の温泉なら底は石だ」
と・・・
そのひと言によって、この風呂は石を敷き詰めることにしました。大郎さんはその後・欠かさず、この風呂を楽しみに来られました。
綿の湯温泉は縄文の頃より湯浴みの場でありましたが、その形は、時代によって変わっても、お風呂として長い歴史を現代に受け.継いで参りました。
江戸時代の諾国温泉番付け表を見ると草津,那須に次いで東の小結に位置を占めています。